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魅惑のコルトンフィルム

2017年5月19日 - 未分類

いつもSyaraku Girlsをご利用いただきましてありがとうございます。

気持ちのいい爽やかな五月晴れが続きますね♪この週末は全国的にもお天気が続きそうです。週末のご予定はお決まりですか?

本日は、「コルトンフィルム」とはなんぞや?について書いていきます。百貨店等の華やかな1F化粧品売場を見たことがある方は多いかもしれません。柱や壁に、各ブランドを象徴するモデルさんや商品の写真など、ライトに照らされて煌々と輝く大きな写真(フィルム)。あれが実は「コルトンフィルム」と呼ばれているものです。現在では、「コルトンフィルム」は、デジタルデータをレーザー方式ラージフォーマット銀塩プリンターでレーザー露光→印画、その後、現像液をくぐらせ像を浮かび上がらせる工程を経て出力されています。

百貨店化粧品売り場といえば、昔も今も豪華絢爛な印象を持ち、いつ足を運んでも胸が踊るような場所です。

はて…これを書いていて疑問に思いました。まだデジタルが発達していなかった頃は、どうやって壁や柱を覆うほどの大きなコルトンフィルムを出力していたのか?と。興味本意でこの道、40年のベテランオペレーターさんたちに話を聞くと、デジタルが発達した昨今では考えられないような巨大な機材を駆使し、手間と時間をかけて、1枚1枚プリントしていたという涙がでてしまうような職人の魂の声が聞けました(うぅ…うっ…)

入稿されたネガフィルムやポジ(リバーサル)フィルムを一度8×10(六切)くらいの大きさに引き伸ばし、暗室で「ダースト」と言われる巨大転写機で、壁に手作業で貼り付けた銀塩紙(フィルム)に露光していたそうです。色が薄いところは「焼き込み」や「覆い焼き」をして、部分露光をすることで色の調整をしていたとのこと。現在では画像加工ソフトがあり、クリックひとつでその風合いを見いだすことができますが、世代ではない当スタッフからしたら、丁寧に時間を掛けてプリントしていたということが魅力でもあり、羨ましいとも思ってしまいます。(実際は、締切日に追われて大変だと言ってましたが汗)

話が脱線してしまいましたが…

コルトンフィルムは、ベースの色が透明で、光沢紙や半光沢紙のフォト紙の白ではないため、色補正も特殊でレントゲンを見るような感じで、最終的に当たる光(照明)の色に合わせながら進められます。

Syaraku Girlsでも、このコルトンフィルムを使用した商品の取り扱いがあります。規格サイズは200角のみですが、オーダープリントでサイズを自由自在にお求めいただけますので、お値段などお気軽にご相談ください。爽やかな陽が差す窓のそばに置いて楽しんだり、夜、間接照明の明かりをバックに写真を浮き上がらせたり。普段、ペーパー(紙)でプリントされている方で新鮮な印象を求めている方にもオススメ。是非、この機会にチャレンジしてみてください。

Syaraku Girlsコルトンフィルム商品ページはこちら

【Syaraku Girls 準備いまごろイベント】
○父の日、2017年は6/18(日)です。
○6月お誕生日を迎える方が身近にいる方
○ジューンブライドを控えている方が身近にいる方(2人の贈り物に、ウェルカムボードに)

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